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女性が最も生活しやすい国ベスト21 —— 日本はランクインしたものの、男女平等は衝撃の評価

USニュース&ワールド・リポートの2021年ランキングによると、デンマークがスウェーデンを抜いて、世界で最も女性が生活しやすい国となった。

生活しやすい国ランキング全体は、ビジネスリーダー、知識人、一般市民、2万1000人を対象に、経済的影響から市民権、生活の質まで、80カ国が世界でどのように認識されているかを調査した。

女性が生活しやすい国ランキングでは、人権、男女平等、収入に関する平等、昇進、治安の5つの指標を各10点満点で評価した。

ベスト21は以下のとおり。


21位 ポーランド:右傾化が進むポーランドはすべての指標でスコアが伸び悩んだ。特に、収入に関する平等0.8、昇進は2.5に留まった。だが男女平等で5.3、人権で5.3を獲得しランク入りした。


20位 ポルトガル:財政状況が厳しく、収入に関する平等は依然として低い(1.3)。しかし、比較的治安は良く(7.3)、人権(6.2)も平均を上回っている。

19位 イタリア:アート、ワイン、グルメの本場イタリアは、男女平等(5.8)、昇進(4.2)、人権(6.2)が可もなく不可もなくの結果。だが、女性の失業が依然として大きな懸念。

18位 スペイン:失業はスペインでも問題になっており、収入に関する平等はわずか1.4。しかし男女平等(6.4)と人権(6.2)で大きくスコアを伸ばした。

17位 日本:技術先進国である日本は、昇進は満点の10点。だが男女平等への道のりは遠く、スコアは衝撃の0.7。人権も3.1。

16位 アメリカ:収入に関する平等は、依然アメリカが直面する課題で、スコアはわずか1.4。しかし昇進(8.8)、男女平等(7.6)では評価は高い。

15位 アイルランド:保守的と言われるアイルランドは昇進、収入がともにわずか3.6だったが、人権(8.1)の評価がこの結果につながった。

8位 オーストラリア:男女ともに平均寿命が長く、人権で9.1を獲得。しかし、男女平等ではわずかに低く、8.4となった。

7位 スイス:最も生活しやすい国ランキングで1位となったスイスは、男女平等で9点を獲​​得した。

6位 カナダ:ダイバーシティを掲げるカナダは、人権と男女平等で高評価を獲得。

5位 フィンランド:世界で最初に完全な女性参政権を認めた国。女性にとって最も生活しやすい国の1つ。

4位 オランダ:健康、教育、経済、政治において男女平等を進めており、助産師など母親に対するケアが充実している。

3位 ノルウェー:世界経済フォーラム(WEF)のグローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2016で、144カ国中3位にランクイン。寛容な産休制度などが、同国が世界で最も男女平等な国である理由の1つ。

2位 スウェーデン:2017年の1位から順位を1つ下げた。YouGovの調査によると、スウェーデンは男女平等が最も進んでいる。

1位 デンマーク:人権と男女平等で最高点を獲得。所得に応じたデイケア・システムや、ヨーロッパでも極めて柔軟な育休制度などを誇る。

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